自己紹介②

 油絵の具の道具をもらった私は、小学生の時から、毎年、毎日新聞社主催の公募に出したりしていました。好きな画家は情熱的なゴッホでした。おばの展覧会が1年のうちに何回も開催されるので見に行ったりしていました。

 自然な流れで高校は美術系の高校に行き、2年になると、油絵科かデザイン科か選ばなくてはなりませんでした。当時、油絵科はちょっと泥くさいイメージ、デザイン科はクールでオシャレで都会的な雰囲気がありました笑。私はオシャレでカッコいいデザインの世界にとても憧れがありましたが、数学が苦手だからついていけないと思い、また、定規でひいた真っ直ぐな線が冷たい感じで苦手でした(今はそんなことないです^ ^)。芸術はやはり油絵だと油絵科に行きました。なので高校時代は石膏デッサンと油絵の日々でした。

 しかしながら、高校時代にマガジンハウスの『オリーブ』という女子向けの雑誌に出会って衝撃を受け、私の気持ちは徐々に変わっていったのでした。

 そこで初めてイラストレーションに触れて、食い入るように眺めました。何人か憧れのイラストレーターができて、イラストの投稿もして掲載されたりもしました。そういえば、マガジンハウスから連絡頂き、銀座の編集部まで行って作品と自分の写真を撮られたことも。

 OLIVEを読んで、お洒落な可愛い雑貨を知り、友人たちと原宿や渋谷へ雑貨屋さんめぐりをしました。欲しいものは買えなくても、それはそれは楽しい日々でした。

 やがて油絵よりも手軽に描ける、アクリル絵の具の方が向いてると思いアクリル絵の具に変わりました。

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